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 1950年代の2部リーグ時代に主力CBとして活躍したマルコム・アリソンが逝去。享年83歳。

マルコム・アリソン/Malcolm Allison
生年月日:1927年9月5日ダートフォード出身
所属クラブ:エリス&ベルベデア~チャールトン~ウェストハム
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1951年2月に7,000ポンドで加入。同年3月7日のチェスターフィールド戦でデビュー。
翌季はディック・ウォーカーに代わって主将を務めたが、その座はテッド・フェントン監督との確執もあって、長く続かなかった。1957年9月のブレイズ戦を最後に結核との闘病生活に入り、一旦はリザーブチームで復帰。現役続行を模索していたものの、チームの昇格を見届けてスパイクを脱いでいる。

===(以下、ISMより)===
マンC元監督アリソン氏が死去 「黄金の3年間」築く
 マンチェスターC(イングランド)は現地時間15日(以下現地時間)、かつて同クラブを率いたマルコム・アリソン氏が死去したことを発表した。83歳だった。ロイター通信が報じている。
 葉巻姿とフェドーラ帽で知られたアリソン氏は、当時チームを指揮していたジョー・マーサー氏のもと、コーチングスタッフとして1965年にマンCに加わると、67-68年シーズンにはリーグ優勝を達成。69年にFAカップ制覇を実現し、70年にはイングランド・リーグカップ、カップ・ウィナーズカップ優勝を果たし「黄金の3年間」を築いた。
 アリソン氏はその後、監督に昇格するも1973年にはマンCを去る。その後、75-76年シーズンには当時3部のクリスタル・パレスをFAカップ準決勝進出に導き、ガラタサライ(トルコ)らの指揮を経て79年に再びマンCに戻り、当時の監督トニー・ブック氏とともに任務に当たった。
 かつてマンCでプレーしたマイク・サマービー氏は、アリソン氏について「僕らをアスリートのように訓練することで、マルコムはサッカーを変えた。そういう意味で彼は時代の先駆けだった。そして偉大な戦術家でもあった」とクラブ公式HP上で述懐した。
 ウェストハムなどでDFとしてプレーしたアリソン氏だが、結核を患い片肺を摘出しており、現役としてのキャリアは短いものだった。
 なお、マンCはクラブハウスに半旗を掲げ、次のホームゲームである24日のアーセナル戦ではアリソン氏の追悼を行なうと述べている。
by soccer_days | 2010-10-16 00:45 | ウエストハム・ユナイテッド

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by こんろ
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