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Soccer Days
> カールトン・コールがストークへの移籍で合意
 スイス合宿に帯同中だったカールトン・コールのストーク・シティへの移籍が合意に至った。
移籍金は400万ポンド。代表復帰に伴うオプションなどで200万ポンドを追加して請求できる条件となった。

 ブラックプールのストライカー、DJカンベルとの移籍交渉が始まった模様。サンダランドやアストンビラとの争いとなるが、当初の感触は悪くないとされる。

===(以下、Football Weeklyより)===
サッチャーがフットボールを殺した
 鉄の女サッチャーといえば、1979年に英国で初の女性首相になり、強硬な政治方針でリーダーシップを発揮したが、イギリス経済を立て直す一方で、失業率の増大を招き、評価が大きく分かれる人物だ。

 ウェストハムの監督に就任したサム・アラダイス監督は、フットボールの観点から完全にサッチャリズムに否定的な意見を持っている。

 アラダイス監督は、サッチャー元首相のせいで、国内で優れたサッカー選手が育たなくなったと嘆く。
 「マーガレット・サッチャーが放課後のスポーツ指導のために教師に残業代を支払うことをやめてしまったために、あらゆるスポーツは競争力を失ってしまった」
 「今では肥満や病弱な子どもが増えている。我々が育てようとしても、若くて生きのいいアスリートはいないんだ。レベルの低い選手しか見つからない」
 「これはフットボールだけの問題ではない。この国のあらゆるスポーツでいえることで、不健康な子どもたちを作り出した。サッチャーがフットボールを殺したんだ。間違いない」

 イングランドサッカー協会によると、7、8歳ぐらいの、もともと才能のある子どもをプロでやれる選手に育てるためには1万時間の練習と教育が必要となるという。アラダイスは、「マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブでさえ、現在は4000時間ほどしか提供できていない。もっと多くというのは無理な話だ。今でさえ、子どもたちの親は平日4日と日曜日、子どもたちを車で送り迎えてしているんだからね」
 「学校スポーツが子どもたちにとっていかに重要か気づくまで、このダメージを修復することはできないだろうね」
 「フットボールは労働者階級のスポーツだったが、今では私立学校にいっている子どもたちしか、昔みたいなスポーツをやる機会は持てていない。しかも、彼らがやるのはフットボールではなく、主にラグビーなんだ」
 「クラブが最先端のアカデミーシステムを用意したとしても、学校のシステムが以前生み出していた選手の半分しか生み出すことはできていない」
 「うちのユースチームのトレーナー、トニー・カーは片手を後ろに縛られた状態で、次のファーディナンドやランパードを探すのに苦労しているよ」

 ウェストハムと言えば、アカデミーの評価が高く、リオ・ファーディナンド、フランク・ランパード、マイケル・キャリック、グレン・ジョンソン、ジャーメイン・デフォー、ジョー・コールら錚々たるメンツを輩出したが、最近はイングランド代表選手は育っていない。

 ウェストハムの指揮官となり、そうした現実を目の前にしてのアラダイスのこの発言となったのだろう。プレミアリーグの上位チームは当たり前のように外国人選手が多くなったが、それを批判する暇があったら、英国の学校スポーツのあり方を考え直さないと、1966年以来のW杯優勝など夢のまた夢となりそうだ。
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by soccer_days | 2011-07-13 00:04 | ウエストハム・ユナイテッド